もう一度行きたい!山犬嶽 パート3
前回の記事より続く。
いよいよ見所へと向かいますが、もうすでに頂上までで体力を使い果たし足腰はガタガタ。
それに体中、緊張でこわばっています。
ようやく目の前に視界が広がってきました。
わ~、きれい~。
すごい~。

神秘的な山の静寂の中、言葉が失せてしまうような光景が広がっていました。
足元も見上げる空も緑。緑。緑。
緑の懐に入り込んだようで、言葉になりません。。。。。。
体中の力が抜け写真を撮りたいのに、カメラを持つ手も震えぶれてしまって、シャッターを押しても
全然撮れません。
2日前に降った雨のお蔭で水苔の質感もあって、近づいて撮りたいけど。。。。。無理。
心に刻むことにしました。
汗が引くと山の冷涼な空気で肌寒くなってきました。
緑の中で言葉もなく呆然と立ち尽くしていると、木々の間から太陽の光が苔の上にスポットライトの様に
交錯して差し込みました。数十秒のドラマを見せてもらったように思えました。
お名残惜しいですが出発です。
見所の裏側へと回り、少しずつ出発点を目指しての帰り道です。
私にとっては先ほどまであんなに大変だった山登りのしんどさも忘れ、心の中で「今度、もう一度来たい!」と
思いながら山を一歩ずつ降りるのでした。
道先案内人の方がいなければとても登れない山だったし、心から感謝です。
きっと場違いな初心者に合わせて、かなりのスローペースだったのでしょうね。
「疲れと感動の山犬嶽、山登り編」にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
山ガールの方がいらっしゃいましたら、山犬嶽山頂を目指した後、素晴らしい苔の光景を見にお出かけ下さいネ!
私は次回があるなら、きっといきなり苔の庭園を目指しま~す♪
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