先週の日曜日、アメリカはレーバーディ ウィークエンド 秋の始まりの週末のはずでした。ロサンゼルスは暑さが3~4日続き、窓を全開しても風もないし湿度が高いため汗がじわじわっと噴出します。さすがに耐えかねてクーラーをつけてみたものの、何年も使ってないためどうも今ひとつ冷却効果が悪いのでした。そこでたった一つしかない
レトロ扇風機の登場となりました。
この
レトロ扇風機は、鶯色の本体に白い羽がとてもノスタルジックだったのが気に入って、アンティーク屋さんで購入したものでSuperior Electric社製です。風の調節もスイングも出来ず、ただスイッチのオン、オフのみです。あっ、首の角度調節とミニなので壁にもかける事が出来ます。モーターの音がちょっと高いけど、ご愛嬌かな?!

しかし、手っ取り早いのはやはり
団扇でした~~。Sちゃんから頂いた手作りの
団扇で、竹かごや藤製品に和紙を張り、柿渋を塗ったものを
一閑張りと呼ぶそうです。名前の由来は農閑期の閑な時に作られる事が多かった為に、この名がついたとか。又一貫目の重さ(3.7キログラム位)にも耐えられるということから、一貫張りと呼ぶ地方もあるらしいです。
Sちゃんは骨董品店で形が変わっている古い
団扇の竹を利用して作ったそうで、柄の茶色と赤がポイントになってとても素敵です! (不均衡なゆがみが美しいのですが、ゆがみがきれいに撮れませんでした。)

裏もまた違った雰囲気でしょ。古い和紙と落ち着いた色調が渋くてとてもいい感じです。先週末はSちゃんの
団扇に大変お世話になりました。同じ日曜日だというのに、今日は秋風で素足だと夕方は冷えて寒いくらいです。夏の疲れが出る時期なので、皆様もお体に気をつけて下さいね。
