最愛の人
早いもので9月も、もう半ばです。
気持ちの整理がつかず、長い間ブログも更新が出来ず、皆様にはご連絡もせず、不安感やご心配をおかけする事になりまして、本当に申し訳ありませんでした。
最愛の人が旅立ちました。。。。。
歴史的に記録更新した今年の酷暑は、20数年振りでの日本での初めての夏と言う以上に、
私にとっても大変厳しいものとなりました。
今か今かと本帰国を楽しみにしてくれていた母との生活も、わずかな日数で入院となりましたので、毎日病院通いをして、母と会話できる時間は本当に貴重なものでした。
毎日母と話をする時間は、なんて楽しかったのだろうと、1コマ、1コマが映像のように
よみがえり、もうまるでかなり遠い、遠い昔の事のように思えてきます。
入院しても自分の体の事よりも、私達のこれからの暮らしの事を心配して、不慣れな携帯電話で
病室からいろんな方に頼んでくれていたりと、最後の最後まで母親の愛情を十二分すぎるほどたっぷりといただきました。
母の事を想うとたった一人の娘なのに、遠いアメリカで長い間暮らしていましたので、
「こうすればよかった。もっとこんな事が出来たのではないか?母が喜ぶいろんな事を、もっと一杯してあげればよかった。」と悔いが後から湧いて出て来ています。。。。
帰国してからの日々は、限られた時間しかなかった母を第一優先にと、毎日引き裂かれるような想いで一生懸命暮らして来ましたが、今は大きな指標を失ったかのような喪失感と寂しさです。
今まで全速力で走り抜けてきた日々が、いきなりストップして涙と放心状態の日々が
続いておりました。。。。。
いろんな事が落ち着くまでにはまだもう少し時間が必要ですが、応援してくれていた
母の為にも、少しずつ元気を出そうと思います。
ベッドの上で手を合わせ、皆さんに感謝をしてお別れした母。
あなたの娘でよかった。
又、いつか会えるよね。
この夏は、一生忘れない。。。。。。