いけばな展
支部展は1年半から2年に1回の開催ですが、このJapanese American National Museum
「全米日系人博物館」で開催するようになってから今回で5回目です。
それまでは日米文化会館で展示していました。
どちらの会場の空間でも自分が活けた花は、完成作品よりも材料調達に奔走したことや会場で製作中の様子の方がありありと思い出されます。
全米日系人博物館での5つの作品も、やはり製作途中の時間の方が作り手としての想いが強く刻まれています。シャドーボックスも好きな絵柄だと完成へと向かう過程が、面白く夢中になってしまいますので、作る喜びはひとしおです。
いけばなもやはり植物を見て感じた感動がないと、作りたい、表現したい、と湧き上がる気持ちが出てこないのでそれまでは生みの苦しみですが、構成が決まれば後は技術的な事になりますので一歩前進です。